こんにちわ、ニートは趣味が多彩で手先が器用な人が多いです
繊細な感性をもつからこそ自宅で引き篭もるように
外で働く粗野な人間とはひと味もふた味も違うことでしょう
そんな感性を持つニートの方にオススメしたい趣味・仕事があります
在宅で収入を得られる建築模型士という仕事です
手先が器用な事をお金に変える
男性で子供の頃にプラモデルを作った経験がある人はいますか?
40代の男性ならガンプラブームの影響を受けた人も多いことでしょう
20代、30代の男性ならガレージキットなど馴染みもあるのではないですか?
パーツとパ-ツを組み合わせて塗装して仕上げるプラモデルや
細部まで仕上げに拘るガレージキットなど手先が器用な日本人独特の趣味ともいえます
プラモデルやガレージキットは趣味としては感性の高い趣味です
しかし、自分の好きな物を作成するのではなく
人の役に立つ物を作成してみませんか?
建築模型とは建築を行うさいに必要な実践的な設計やクライアントにプレゼンするために要います
建築模型とは
建築設計をする際に構想を考え設計を三次元で検討するために作成します
建物のイメージを掴むためには鉛筆と紙を使いスケッチをすることがありますが
スケッチでは二次元のため視野の可変が不可能です。
二次元ではある側面からの造形は理解できますが、その時に別の角度からはどう見えるのか?
また建物の全体のバランスはどうなのか?といった疑問はスケッチでは不可能です
そのため、建物という空間を作成するには三次元である建築模型が必要になります。
つまり建築設計の現場では建築模型とは三次元的なスケッチともいえます
建築設計という業務の中で用いられる模型はプロジェクトの実現可能性を確かめ
設計の一部として実践に要いられます
建築模型作成の過程
建築を設計する過程において工事図面と並行して建築模型を作成する事が多い
設計段階でどのような目的で建築模型が作成されるのか考えてみましょう
①設計が始まるとボリューム模型を使って法規制の検討や設計可能範囲の当たり形態など
その方向性について検討を行う(ボリューム模型とは建物の外観のマスデザインが解る程度の
模型をいい大雑把な外観だけで設計の検討に使います)
ボリューム模型
②基本設計の方向性を見出しレリーフ模型を作りプランを細部まで煮詰めていく
(レリーフ模型とは平面案を検討したりする際に屋根や天井を取り去り内部の構造を解るようにする模型です)
レリーフ模型
③基本設計がある程度確定すると実施設計が行われる実施設計では内部の空間がわかる模型が作られたり
場合によってはホールの音響シュミレーション模型、使用する予定の仕上材を模した
模型材料を使った完成模型が作られることもある
音響シュミレーション模型とは(音響模型による主観評価の有効性は極めて高く幾何音響シミュレーションでは得られにくい音の波動性に起因する現象の把握に役立ちます。)
音響模型
http://www.yamaha.co.jp/acoust/_contents/model.html 参照 YAMAHAより
完成模型とは(実際に使用する仕上材を使用して作る模型である 実際に使用する材料を使用することにより完成したさいのイメージに近くなります)
④超高ビルなどでは一つのビルが建つだけで周辺地域の日照やビル風などの影響が大きく変わるため
周辺地域に影響が出ないように模型を使った風洞実験などを行い風の流れをとらえて周囲に影響がでないようにします
⑤設計が終わり建築が始まると細部のデティールを検討するために、詳細な模型が作られ
場合によっては1/2 1/3程度の模型が作られる
⑥公共施設の場合はエントランスホールに完成模型を展示することにより施設の案内を建物の全体を把握する事に役立っています
⑦模型は設計と平行して作られ設計案を確認し図面やスケッチでは掴めない事を三次元的に確認することが重要です
建築模型とは建築シュミレーションともいえます
建築模型の種類
建築模型の分としてはスタディ模型とプレゼーション模型に大別できる
プレゼーション模型とは設計案がきまるとクライアントに説明したりコンペで説明するために使用します
イラストやスケッチでは掴めない構造物を模型を作成することにより全体を俯瞰でみることができます
公共建築のエントランスホールに展示してある模型のように広く大衆に建築目的に作られることもある
スタディ模型とは設計段階でその都度設計案を確認したり問題点を明らかにするために使用する模型です
ボリューム模型と空有間模型に大別することができ
ボリューム模型は全体像を確認するのに使用して土地に対しての問題点や法基準の確認や周辺環境を確認します
また空有間模型(レリーフ模型)とはボリューム模型とは逆に中の空間についても検討対象として作る模型の事をいう
レリーフ模型など天井を外すことのできる模型を使用して内部の確認に役立ちます
ボリューム模型と空間模型との間にそのときどきのスタディ項目や制作時間など考慮しながら設計事務所個々に工夫したさまざまな模型が作られます
建築模型士になるには
建築模型士になるには設計事務所に就職するかハウスメーカーに就職してなることが多いようです
ただし建築模型士の求人は少なく多くはコネやフリーランスからの引き抜きで就職することが多い
建築模型士になるには建築に関する基礎知識やCADや図面の見方などの知識が必要になることがあるため
独学で学ぶことも可能ですができれば専門学校や通信教育などで学ぶ方が上達の近道です
オススメなのは通信教育で建築模型士が学べるがくぶんを紹介します
がくぶん建築模型(住宅模型)製作講座では基礎から段階的に学べるので初心者でも
効率よく確実にマスターできます。また講座修了後に建築模型士Primaryの資格を認定されます
これは建築模型製作の知識と技能をマスターされた建築模型士であることを証明するがくぶんの認定制度です
修了後の就業後もサポートセンターが就業活動を支援してもらえるので安心ですね
困ったことがあったらサポートセンターが質問や相談に随時電話で対応しアドバイスしてもらえます
がくぶん 建築模型作成講座
建築模型作成講座まずは資料請求から始めよう
フリーランスで建築模型の仕事を受注する
建築模型士として実力をつけても仕事がなくては意味がありません
しかし建築模型士として就職するにはある程度の実績が必要になります
そこで考えられるのがネット上でフリーランスとして仕事を受注する方法です
ココナラやクラウドワークスなどネット上で仕事の依頼を受けて実績を作るのです
良い作品を迅速、丁寧に作ることによりクライアントの信頼が高まり
高単価での仕事の受注が可能になります
私も場合はココナラやクラウドワークスを利用してライターに記事の作成を依頼することが多いのですが
最初はタスク形式といって薄利多売の依頼を発注して記事の出来具合を確認し
優秀なライターには高単価の記事の作成を依頼しています
このように実績のない初期段階では安い単価で建築模型を作成することになりますが
実績を積むことによりクライアントから個別の依頼が舞い込む事もあります
私見ですがココナラの方がクラウドワークスより敷居は低いように感じます
ココナラで建築模型の依頼実績を積みクラウドワークスに移行してみてはどうでしょうか
ココナラ
まずはココナラ・クラウドワークスに会員登録をすることから始めましょう
クラウドワークス
まとめ
手先が器用なニートは自分の特性を利用して経済活動を行うことを考えましょう
役に立つのかどうかも怪しい資格勉強をするよりも実際に仕事をする事ができる
特技の方が役に立ちます 芸は身を助けると言うわけです
近年はコンピュータ・グラフィクスを利用することにより
建築模型の使用頻度が下がったという意見もあります
しかしコンピュータ・グラフィクスでは不可能な材料による質感や自然な感じでの光の当たりかた
など実物でしか再現できない事柄も多々あります
これはいくらコンピュータ・グラフィクスが精巧にできていても
パソコンの画面を通して見ることにより平面的な認識しか得られないからです
俯瞰と言う視線の見方がありますが鳥の目のように上空から建物を立体的に見ることにより
周囲の建物の位置関係から光量の当たり具合まで実物と遜色なく確認できます
まずは自分の建築模型の実力を高めることから始めましょう