読書が好きなニートの方はいますか?
私もよく図書館に行って気になる本を読むのですが
この読書行為はお金に変えられるのではないかと気付きました・・・
単に読書をするだけでは一円にもなりませんが書評という形をとり
Amazonに流し込めば読書→お金に変換できる有意義な趣味に早変わりします
書評とは何か?
Amazonや価格コムなどに代表されるネットショップを利用したことはありますか?
デパートやスーパーで自分の手に取り商品を見ることができない通販では
口コミやレビューを参考にして購入を決意します
実際に使用してみて利用者の目線でどようような利点・不具合があるのか
を確認することができます
書評とは「まだ読んだ事のない読者に本の価値を伝える」ことです
ただし口コミと書評が違う点は口コミは単に自分の意見を通す
読書感想文なのに対して書評とはその本に価値が感じられるであろう読者に向けての
判断材料になります
わかりやすくいうと、難しい数学の本で内容がチンプンカンプンで読んでいてツマラナイと
貴方は感じる本があったとします
口コミでは
「何が書いてあるのか理解できない、読むと眠くなる かなり強い睡眠薬に匹敵する」
と書かれるかもしれませんが世の中には数学に興味があり問題を解くことに強い関心をもつ人も存在します
そういう人に向けて書評では
「私には理解できないが大学で数学科を専攻した人なら興味を示すかもしれません」
とその本を必要とする人に向けて持ち上げるのが書評です
あなたが読んでツマラナイと感じたのであっても、あなた以外にその本を必要とする人はこの世に存在するのです
書評はネタバレ禁止
ミステリー小説にせよ実用書にせよネタバレしてしまっては本を読む気がおきません
犯人は○○と書評に書いてしまっては、確実に先入観が入ってしまい
本を読み進んでいくなかで「あっこれが伏線かな?」とアラ探しをしながらの読書になってしまいます
実用書でも同じです。本の核心部分は1点か2点くらいしかなく
ダイエット本で「○○をすると痩せます」とネタバレしてはその事だけを覚えてしまい
痩せるために必要な予備知識なしに変な段取りで実行してしまい
痩せない結果になることになります
痩せるためには○○する理由は~だから、何日置きに実行する など
著者が体系的に考えたプロセスが実用書には存在します
書評の難しい所はこのネタバレをいかに回避して本の面白さを伝えるかがカギです
怖い本を、ただ単に「怖くて眠れません」と書くのではなく
「人間の内面に敏感に反応する人は影響を受けてしまう可能性が存在します」と書いた方が
内容を書かずに本のイメージを解りやすくします
自分からの視点で本を読むのではなく第三者の目線も意識して読んでみるといいですね
書評の書き方
文章を書く時の基本に起承転結があります
4コマ漫画でも使われるように面白い物語は必然的にこの形式を踏まえています
では起承転結とはどのような構成なのか考えてみましょう
起とは
起承転結の最初の部分に当たります 落語や講談を聞いてみると解るのですが
いきなり「長屋に住む次郎長が~」などと本題の話にはなりません
最初は枕といって物語の導入部分にすんなり入っていけるように
「最近話題になっているタワーマンションですが、あれなんてどんな人種が購入してるんですかね~」
とニュース性のある事柄や世間で関心がありそうな事柄を絡めていきます
起承転結の起の部分は本題に入る前の導入部分と考えてください
書評でも同じく本の話題性で読者を引き付ける方法を取ってみたり
「話題の新人の最新刊、100万部突破の超大型新人が〜」
「これから新生活をする上での必読すべき○○の実用書〜」
読み手が興味が示しそうな話題でフックをかけて本題に移行させます
承とは
起承転結の次の段階でもある承とはいよいよ本題に入る段階になります
ここからが本の紹介部分にもなります
小説でも実用書でも前置きが終わりいよいよ本題に入る部分ですね
小説なら事件が発生して誰かが殺されたりします
書評の場合でも読んだ本の要点をネタバレせずに紹介します
「~のような本で~な傾向がある」とか
「登場人物が○○ぽくて△△な魅力が出てる」など
類似の本を引き合いにだして比較、対比してもいいかもしれません
どのような本で、どのような効果があり、どのような魅力があるなど
本の商品説明をするのが 承 の部分です
転とは
起承転結の一番のポイントが「転」でもあります
起承転結を簡単におさらいすると
起 前置き
承 何かが起きる
転 逆転がおきる
結 最後の結果
となります。探偵物の小説ならいよいよ犯人のトリックが解り真犯人が判明する頃でしょうか?
起承と読者が本の大まかなイマージがつかめたのを見計らって
あなたが転の段階で「この本は自分の視点ではこうなんですよ」と自分なりの意見を
自分の視点から見た事を伝えるのが転にあたります
起承転結の起承までで終わってしまうと単に商品の説明で終わってしまいますが
転で自分なりの意見を出すことにより、個人の書評の色合いを強く印象づける事ができます
読書前と読書後の変化を伝えることができます
「本を読む前は難しかった事が出来るようになった」
「○○について意外な一面を知ることができた」
など自分が感じたことを伝える事が書評のポイントを高めます
結とは
物語ではクライマックスにあたり小説では犯人が捕まり後日談になる段階でしょうか
書評では本を読み終えてどういう人向けに読んで欲しいかを伝える事になります
○○な人は必読とか△△な小説が好きな人は嵌まるなど
「こういう人にオススメです」というのを明確にする必要があります
万人に受ける本もありますが、殆どの本は想定読者に向けてのメッセージや言いたい事が
本の内容に記載されています
それを意識しながら本を読むことにより誰に向けたメッセージなのかが理解する事ができます
書評とはまだ本を読んでいない読者や気になる本を購入しようか迷っている人に対して
の判断材料にしてもらう指針です
本の存在に気づいていない相手に対して
読んだほうがいいよとオススメするのが書評の目的ともいえるでしょう
芥川賞・直木賞て偉いの?
漫画で「響 ~小説家になる方法~」て知っていますか?
2017年のマンガ大賞にも選ばれた作品なのですが
内容的には主人公が「俺スゲー」って感じで無双していくだけの展開なんですよ
(単行本5巻までの感想)
女子高生の主人公が書いた小説が凄くて周囲の人間が魅了されていくのですが
その中で芥川賞・直木賞をW受賞してしまうのです
主人公の無双感を出すための引き合いとして芥川賞・直木賞を踏み台にしたような印象を受けました・・・
では芥川賞・直木賞は社会的認知は凄いと思うのですが過去の受賞作を全て読んだ人はどのくらいいるのでしょうか?
私も直木賞の何作かは読んだ記憶がありますが芥川賞はほとんど読んだ事がありません
○○賞という箔をつけることにより本の売上が上がり本を知るキッカケにもなる事はあります
しかし本の趣味や傾向は千差万別で個人の趣味は多様ですべてに対応できるわけではありません
自己啓発本やニッチな実用書など誰かのためになる本は世の中には存在します
それと同様に偉い審査員が選んだ訳の解らない本では無く
あなた個人が読んで感じた事を読者目線に立ち
本を紹介することが
「個人が読み伝える書評の価値」
だと考えられます
あなた個人の信頼を書評を読んだ人に感じて貰うことにより
あなたの書評のファンを掴む事が大切なことです
まとめ
書評を書いてお金に変えるにはAmazonなどのアソシエイト・プログラムのリンクを貼って置く必要があります
上記にある「響 ~小説家になる方法~」のようなものですね、少し気になってクリックした方はいますか?
Amazonにのリンククッキーの効果は1日しかなく読者が本を読みたいと感じてすぐ購入してもらわないと成果はでません
しかしAmazonの社会的な認知度は高く本の購入率はとても高い状態です
Amazonアソシエイト・プログラムは
無料アカウントを作り→紹介ツールからリンクコードを作成して→自分のブログやメールなどに貼り付けるだけです
参考 https://affiliate.amazon.co.jp/ Amazonより
ブログを読んだ読者がリンク経由で本を購入すると紹介料に応じた
お金を受け取る事ができます
ただし、世の中で本の紹介しているブログやサイトは星の数ほど存在しているので
あなたのサイトからAmazon経由で本を購入してもらうのはとても困難で険しい道程ともいえます
ですが諦めずにコツコツを継続することによりいつの日か必ず売上が発生することでしょう